歯周病は全身の病気に影響を及ぼす ※歯と口の健康週間 -国保でHOT情報2018年7月号-

歯と口の健康週間

6月4日から10日までの1週間は、歯と口の健康週間です。「歯科検診の重要性」について公益社団法人鹿児島県歯科医師会の伊地知博史会長にお話を伺い、6月9日にお伝えしました。

歯周病と全身の関係

「歯周病になり歯がなくなってしまった人は、食べものを十分噛めないため、栄養の偏りからくる病気も示唆される」と話す伊地知博史会長

最近、歯周病は全身の病気と関係があるといった話をよく聞くようになりましたが、詳しく教えていただけますか?

伊地知会長

歯周病は、歯と歯ぐきの間にバイ菌が住み着き、炎症を起こし骨が溶ける病気です。
最近の研究で歯周病は、全身の病気と関係していることがわかってきました。(下記図2参照)
糖尿病だけではなく心臓病や血管系の病気、低体重児出産、認知症などにも関係していると言われています。

5人に4人は歯周病

いろいろな影響があるんですね。歯周病にかかっている人は多いのでしょうか。

図1

伊地知会長

何らかの処置が必要な歯周病にかかっている人は、全体の約80%です。(図1) つまり5人に4人は歯周病だということです。

とても多いですね。周りに歯周病で歯科医院に通っている人は、あまり聞かないのですが。

伊地知会長

そうなんです。歯周病は痛みも無く進行して、どの程度の歯周病にかかっているかという判断が自分では難しいので、歯周病を甘く見てしまう傾向があるからだと思います。

歯周病は放置されがちなんですね。

伊地知会長

その通りです。

県の全ての市町村で歯周病検診実施

学生時代は学校で歯科健診を受けていましたが、大人になると、自分から進んで歯科医院を受診しなければなりませんよね。

伊地知会長

そうですね。その手助けとして、国は健康増進法に基づき健康増進事業の一環として、歯周病検診を行っています。

歯周病の健診ですか。

伊地知会長

お住まいになっている市町村によって方法は異なりますが、歯周病検診は大きく分けて、集団で健診を受ける方法と、役所から送られてきた書類を持って歯科医院を受診する方法があります。ほとんどの地区で、40歳、50歳、60歳、70歳のそれぞれの年齢の方を対象に行われています。鹿児島県では、平成26年度に全国に先駆けて、実施市町村100%を達成しました。
この歯周病検診の機会を生かして、自身の口の中の状態を知っていただき、適切なアドバイスを受けることが大切です。
治療の必要のある方は、治療していただき、良好な状態の方はその状態を保つために、定期的に健診を受けていただきたいと思います。

(図2) 

2018-08-01
カテゴリー: 国保でHOT情報 

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